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公認心理師を受験するための現任者講習とは

 公認心理師の受験資格を得るためには、大学や大学院で公認心理師に必要なカリキュラムを履修する必要がありますが、資格ができた時点で公認心理師と同等の業務を行っている実務経験者に対しては、決められたカリキュラムの講習会を受講することで受験資格が与えられる特例措置があります。

目次



現任者講習会は受験資格の特例措置


 公認心理師は新しくできた国家資格であり、受験資格も明確に規定されています。この公認心理師の資格ができる前から、すでに公認心理師の専門業務として定められた業務を行っている人が多くいますが、必ずしも受験資格を満たしている訳ではありません。

 そのような方々が公認心理師試験を受験できるよう、特例措置として定められたのが「現任者講習会」です。これは以下に該当する実務経験が5年以上ある場合、30時間の「現任者講習会」を受講することで、公認心理師の受験資格が与えられるというものです。

  1. 心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析すること
  2. 心理に関する支援を要する者に対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導、その他の援助を行うこと
  3. 心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと

 なお、この特例措置は法施行後5年間に限られたものですので、公認心理師の受験資格を満たしていない方は、早めに受講することをお勧めします。


現任者講習会のカリキュラム


 現任者講習会は日本心理研修センターと日本精神科病院協会の2団体が実施しており、開催場所によって主催者が異なります。いずれを受講しても講習時間は計30時間であり、4日間の日程で行われます。

 科目名  時間
公認心理師の職責 1.5時間
主な分野(保健医療、福祉、教育、司法、犯罪、産業、労働)に関する制度 7.5時間
 主な分野(保健医療、福祉、教育、司法、犯罪、産業、労働)に関する課題と事例検討 7.5時間
精神医学を含む医学に関する知識 6時間
心理的アセスメント 3時間
心理支援 3時間
評価・振り返り 1.5時間

 日本心理研修センターが主催する現任者講習会は東京都、大阪府、愛知県で開催され、日本精神科病院協会が主催する現任者講習会は北海道、宮城県、広島県、福岡県で開催されます。

 申し込みの際は希望会場を第一希望から指定し、定員を超えた会場においては先着順ではなく抽選となります。

現任者講習会の申し込みと費用


 現任者講習会の申し込みは1月に行われ、講習会自体は1月〜3月の間で開催されます。申込期間は10日程度と短いため、忘れずに申し込むようにしましょう。

 申し込みは主催団体のホームページから行います。申し込み受付終了後に会場割り振りが行われ、メールで会場割り振り結果と受講料の支払い方法が指示されます。

 受講料の振り込み期限までに受講料が振り込まれなかった場合、受講申し込みが取り消しとなり、現任者講習会を受講できなくなりますので注意が必要して下さい。

 受講料は70,000円となっており、教材費は含まれておりません。講習会では現任者講習会テキストが必要ですので、事前に各自で購入しておく必要があります。なお、テキストは3,800円+税となっています。



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