公認心理師の試験を受験するためには「受験の手引」を請求するところから始まります。この受験の手引は3月上旬から請求の受付が開始され、3月中旬から順次発送されますので、受験申込の締め切りまでに確実に申し込みをする必要があります。
試験は以下に示す全国7都道府県で行われますので、最寄りの試験地で受験する必要があります。試験は10時から始まりますので、居住地によっては前泊が必要になります。
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県
試験はすべてマークシート式となっており、問題数は150〜200問程度となっています。出題基準はブルーシートに記載されており、心理学の基礎知識のほか、公認心理師としての職責、能力、ケース問題が出題されます。
合格基準は試験全体の正答率が60%以上となっており、第一回公認心理師試験の合格者および合格率は以下のようになっています。
受験に必要な費用は以下の通りです。また、試験に合格後は登録手数料がかかります。
試験の時間割は以下の通りです。視覚障害がある場合は、事前に配慮申請することによって試験時間が異なります。
午前 | 午後 |
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10:00〜12:00 | 13:30〜15:30 |
弱視等受験者の場合
午前 | 午後 |
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10:00〜12:40 | 13:50〜16:30 |
点字等受験者の場合
午前 | 午後 |
---|---|
10:00〜13:00 | 13:50〜16:50 |
公認心理師試験の出題基準は、公認心理師として業務を行うために必要な知識や技能の到達度を確認することに主眼をおいており、「ブループリント」と呼ばれる公認心理師試験設計表に出題される項目の出題割合が記載されています。
このブループリントには出題基準における各大項目の出題割合が記載されており、出題割合の記載がない中項目以下の事項は試験委員会の判断で出題されます。以下に、一般財団法人日本心理研修センターが示す大項目の出題割合を示します。
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