本文へスキップ

心理カウンセラーの知識、公認心理師の資格試験、心理学講座をしっかりサポート!|メディカルアーカイブ

> > 資格申請から合格までの流れ

臨床心理士の資格申請から合格までの流れ

目次



資格審査申請から合格までの流れ


 資格審査の申請書類は例年7月ごろから配布され、10月に1次試験(筆記試験)、11月に2次試験(口述面接試験)が行われ、12月中旬に合格発表が行われます。

 大学院修士課程は3月に修了するので、受験に実務経験が必要とされない第1種指定大学院修了者はその年の秋に受験することも可能です。申し込みには指定コース修了証明書などの書類が必要になるので、時間に余裕を持って早めに申し込むようにしましょう。

◇ 申請書類の請求(7〜8月)
 郵便局の振込用紙で申請書類の代金を日本臨床心理士資格認定協会の口座に振り込む
   ↓
◇ 申請書類の受付(7〜8月)
 審査料を日本臨床心理士資格認定協会の口座に振り込む
   ↓
◇ 受験資格の審査
   ↓
◇ 一次試験(10月頃)筆記試験
   ↓
◇ 結果発表(2週間以内)
   ↓
◇ 二次試験(11月頃)口述面接試験(一次試験通過者のみ)
   ↓
◇ 合格発表(12月頃)

受験申請に必要な書類


 資格審査を受験するには、日本臨床心理士資格認定協会に対して申請書類を請求する必要があります。この申請書類は1セット1500円で、郵便局の振替用紙を使用し、住所、氏名、および通信欄に「申請書類○部希望」と記載して、日本臨床心理士資格認定協会の口座に送金を行います。

 送金後、申請書類はおよそ1週間から10日で指定した送付先に届けられます。申請書類は以下の通りです。

  • 臨床心理士資格認定申請書
  • 履歴書
  • 臨床心理士受験申請資格証明書
  • 職歴・職務内容証明書
  • 指定大学院修了者の在籍・実務実態証明書
  • 心理臨床経験申込書
  • その他、必要に応じて大学院の修了証明書および履修単位証明書

臨床心理士の審査料(受験料)および登録料


 受験にかかる費用としては、申し込み時の資格申請書類に1500円、資格審査料に30000円がかかります。また、資格試験合格後には登録料として50000円が必要になります。

合格発表と臨床心理士資格登録の手続き


 臨床心理士の資格審査が資格審査委員会で行われ、12月中旬頃を目途に合否結果が本人宛に郵送されてきます。電話での問い合わせやホームページでの合格発表などは行われていません。

 合格通知を受け取った場合は、手続き期日までに交付手続き料(50000円)の支払い等を済ませます。所定の手続きを終えたものに対して、日本臨床心理士資格認定協会より資格認定証書、資格登録証明書(本人の写真が貼付された携帯用のIDカード)が発行されます。

 合格通知を受け取っただけでは資格を取得したことにはなりませんので注意して下さい。

 資格認定が完了すると、日本臨床心理士資格認定協会が発行している日本臨床心理士名簿一覧の氏名が登録され、大学や関係官庁などに対して公開されます。



関連記事

臨床心理士の受験資格
指定大学院の種類と特徴
指定大学院で学ぶこと
資格審査の実施方法と難易度
臨床心理士取得後にすること
心理カウンセラーとは
心理カウンセラーはどんな仕事?
心理カウンセラーの職場とは
心理カウンセラーになるための資格