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心理相談員(心理相談担当者)はどんな資格?

心理相談員(心理相談担当者)とは


 心理相談担当者は中央労働災害防止協会(中災労)の心理相談専門研修を受講する事で登録される資格で、心理相談員とも呼ばれます。心理相談担当者は厚生労働省が推進するトータルヘルスプロモーションプラン(THP)のスタッフの一員として指定されています。

 THPとは、職場のすべての労働者を対象に心身両面の健康維持・増進を図ることを目的とし、事業者にその努力義務を課したものです。職場でこれを実践するスタッフには産業医などがありますが、心理相談担当者もその一員となっています。

 心理相談専門研修は全国で年10回以上行われており、3日間で修了します。心理相談専門研修の受講資格は以下のようになっています。

@大学の心理、社会福祉、保健に関した学部(学科)を卒業した者

A保健師、精神保健福祉士、臨床心理士、認定心理士、産業カウンセラー、社会福祉士などの資格取得者

B1年以上の健康に関する面接または相談の経験がある看護師、助産師

C中災防の行う運動指導専門研修またはヘルストレーナー養成研修の修了者

D働く人の健康づくり協会が行う特定の研修を修了し、一定期間の健康に関する面接または相談の経験がある者 など



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