教育カウンセラーはNPO法人日本教育カウンセラー協会が認定を行っている資格で、教育に関わるカウンセラーの総称として位置づけられています。
教育カウンセラーは個人のカウンセリングだけでなく、育てること、問題を予防することを目的として、学級などの集団に働きかけて学生の成長をサポートします。そのため、教育者としての視点に立って日々の教育活動にカウンセリングを生かす事を重要視します。
資格取得のためには、まず各地で開催されている養成講座を受講する事が原則となっています。併せて筆記試験と小論文が課されるほか、教育活動や相談業務などの実践歴、カウンセリングに関連した研修歴なども審査されます。
ただし、学校心理士や学校認定カウンセラー、日本進路指導学会認定キャリア・カウンセラーなど特定の資格を取得している人は、養成講座を受講しなくても資格申請することができます。教育カウンセラーの資格は初級、中級、上級に分かれていますが、試験問題は共通しており上級のみ面接が行われます。
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